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黒部エリアの4市町で解体に使える補助金

4市町の補助を、使える人の条件と手続きの順番で比べました。

4市町のうち、空き家の解体費に使える補助を確認できたのは、黒部市・魚津市・入善町の3つです。制度の型は、市町ごとにすべて違います。

判定の方法も、補助率も、業者の条件も別です。共通しているのは、着工より前に、市町への申請か相談が要ることです。

このページは、各市町の公式ページと、取得できた要綱の記載をまとめたものです(2026年10月5日確認)。補助は年度ごとの予算で動くため、申請の前に必ず窓口でご確認ください。

4市町の補助を並べると

市町 制度名 補助額 対象の判定 主な条件 業者の条件(原文) 着手前の手続き 出典・確認日
黒部市 老朽危険空家解体補助金 解体工事費の1/2・上限50万円(1㎡あたりの工事単価に上限あり) 点数の判定なし。「放置すれば倒壊等の危険性がある空家」で、周囲に建物がない空家・危険性がない空家は対象外 世帯全員が市税を滞納していない 「市内の業者が解体する工事であること」 解体工事の着手前に申請(要綱第6条) 市公式・2026年10月5日(ページ更新は2021年12月28日)
魚津市 危険老朽空家の解体支援(補助金) 解体工事費(税抜)の1/2・上限は評点と居住誘導区域で変わる(最大60万円。連棟は最大70万円) 評点90点以上(市職員が現地で算定) 個人の一戸建ての居住用空家(附属建物を除く)。担保権・賃借権などが設定されていない 「市内の業者により解体を行うこと」 事前協議と市職員の現地確認が先。そのあと解体工事の着工前に申請 市公式・2026年10月5日(ページ更新は2026年4月24日)
入善町 老朽危険家屋解体補助金 解体費用の1/3以内・上限はランクⅢで60万円、ランクⅣで100万円(付属屋は別に+10万円/+20万円) 空き家損傷度調査の総合判定がⅢまたはⅣ(町職員が調査) 解体後の跡地を空き家バンクに登録し、適正に維持管理する 確認した資料に記載なし 工事の着手前に申請(事前相談のあと計画承認) 町公式・2026年10月5日(令和8年度版の一覧)
朝日町(富山県) 町にご確認ください 町にご確認ください 町にご確認ください 現行の受付ページ・要綱で確認できませんでした(2026年10月確認) 町にご確認ください 町にご確認ください 町公式・2026年10月5日

令和8年度の受付状況が書かれているのは、入善町の一覧だけです。黒部市と魚津市は、市にご確認ください。

申請の順番 — 契約を先にすると使えなくなる

補助がある制度は、すべて着工(着手)の前に申請か相談が要ります。見積りを取って業者を決め、契約してから申し込む、という普通の順番では使えないことがあります。

普通の順番 補助を使うときの順番
① 見積りを取る ① 窓口で対象になるか確認(チェックシート・事前協議・事前相談)
② 業者を決めて契約する ② 見積りを取る
③ 工事をする ③ 交付を申請する
④ 交付の決定を待ってから契約・工事
  • 黒部市:「市内の業者が解体する工事であること」が条件です(要綱第4条は「市内業者が施工する」)
  • 魚津市:「市内の業者により解体を行うこと」が条件です
  • 入善町:確認できた令和8年度の一覧・手続きフロー・様式に、業者の所在地・資格の条件は書かれていません

ご紹介する提携施工店が条件に当たるかは、ご相談のときにお伝えします。

市町ごとの補助

黒部市

老朽危険空家解体補助金は、解体工事費の1/2・上限50万円です。窓口は都市計画課(0765-54-2647)。

点数の判定はありません。対象は「放置すれば倒壊等の危険性があり、周辺の生活環境の保全を図る観点から不適切である状態にある空家」で、倒壊等の危険性がない空家や、周囲に建物がない空家は対象外です。

条件は次のとおりです。

進め方は、都市計画課に相談し、チェックシートで自己診断してから、申請と交付決定を経て解体します。

  • 市のページの更新は2021年12月28日で、要綱は平成27年の告示です。令和8年度の受付状況は市にご確認ください
  • 上限50万円は、木造30坪までの解体費用の目安(1,171,500円〜)の約4割強です。補助が出るから安く済む、とは言えません

ご紹介する提携施工店が条件に当たるかは、ご相談のときにお伝えします。

出典:黒部市 老朽危険空家解体補助金・交付要綱(2026年10月5日確認)

魚津市

危険老朽空家の解体支援は、解体工事費(消費税相当額を除く)の1/2です。窓口は都市計画課 建築住宅係(0765-23-1031)。

上限は、市職員が算定する評点と、居住誘導区域の内か外かで変わります。

区分 評点 居住誘導区域内 居住誘導区域外
危険老朽空家を解体 150点以上 60万円 50万円
〃 90点以上150点未満 20万円 10万円
連棟空家(建物間隔1m未満で隣り合う)で最も状態の悪い空家 150点以上 70万円 60万円
〃 90点以上150点未満 30万円 20万円
連棟空家で、最も悪い空家以外 150点以上 市内全域 50万円
〃 90点以上150点未満 市内全域 20万円

進め方は、必ず解体する前に相談し、市職員の現地確認を受けるところから始まります。家屋の中も審査の対象で、所有者の立会いが要ります。

対象は、個人の一戸建ての居住用空家で、使われていないもの(附属建物を除く)です。市の固定資産台帳に載っていること、担保権・賃借権などが設定されていないこと、市税等の滞納がないことも条件です。

  • 要綱本文は、確認できた範囲では公開されていません。上の内容は市の公式ページと別表第1にもとづきます
  • 令和7年度に、補助率が1/3から1/2に引き上げられ、所得要件がなくなりました。古い情報が残るページもあるので、公式の数字で確認してください
  • 市のページには「予算額に達した時点で受付を終了します」とあります。令和8年度の受付状況は市にご確認ください
  • 補助金を解体業者に直接支払う代理受領の制度があります(業者の同意が必要)

業者の条件は「市内の業者により解体を行うこと」です。ご紹介する提携施工店が条件に当たるかは、ご相談のときにお伝えします。

出典:魚津市 危険老朽空家の解体支援・別表第1(2026年10月5日確認)

入善町

老朽危険家屋解体補助金は、解体費用の1/3以内です。窓口は住まい・まちづくり課 定住促進・住宅係(0765-72-3841)。

上限は、損傷度ランクⅢが60万円、ランクⅣが100万円です。付属屋は、それぞれ別に10万円・20万円が加わります。

町職員が調査して、危険性が認められた住宅だけが対象です。申し込みには、次のすべてが要ります。

進め方は、事前相談、計画承認の申請、工事、空き家バンクへの登録、実績報告・請求の順です。着工前の申請が必要です。

  • 空き家バンクに登録した空き地の維持管理を放棄した場合や、登録を不当に取り消した場合は、交付決定の取消や返還の対象になります(手続きフローの原文)
  • 令和8年度版の一覧で確認しましたが、予算額・受付期間の記載はありません。受付状況は町にご確認ください
  • 要綱本文は、確認できた範囲では公開されていません

跡地の条件が合うかは、ご相談のときに一緒に確認します。

出典:入善町 令和8年度「住まいの補助金」一覧・解体する場合の手続きフロー(2026年10月5日確認)

朝日町(富山県)

富山県朝日町の公開資料では、個人が解体費を受け取る補助は、現行の受付ページ・要綱で確認できませんでした(2026年10月確認)。 ただし、制度がないと決まったわけではありません。

町の空家等対策計画(令和4年3月)には、「老朽危険家屋等撤去促進事業」の名前と、令和3年度までの実績が載っています。額や要件は、現行の資料では確認できていません。

  • 「朝日町 解体 補助金」で検索すると、山形県朝日町の「空家除去支援事業補助金」などが出てきます
  • 山形県など、ほかの県の朝日町の制度は、富山県朝日町の制度ではありません

町の空き家家財道具等処分費補助(上限10万円・1/2)は、解体費の補助ではありません。町内の業者の条件が付いています。

次の行動は、町役場(代表 0765-83-1100)に、老朽危険家屋等撤去促進事業が今も使えるかを確認することです。確認の結果を待たずに、見積りで解体費用の目安を知ることもできます。

出典:朝日町 空き家対策・朝日町空家等対策計画・空き家利活用促進対策事業補助金(2026年10月5日確認)

解体費の補助ではない、関連する制度

次の制度は、解体費を出す補助ではありません。名前が似ているため、誤解しないようにご紹介します。

市町 制度 内容
魚津市 空家の家財道具等の処分補助 家財道具の処分費の1/2・上限10万円。空家情報バンクに登録した空家が条件で、解体費の補助ではありません
朝日町 空き家家財道具等処分費補助 処分費の1/2・上限10万円。町内の業者の条件があり、解体費の補助ではありません
黒部市・魚津市・入善町・朝日町 危険ブロック塀等の除却補助 避難路などに面するブロック塀が対象です。家屋の解体の補助ではありません。ご利用の際は各市町の窓口へ
入善町 解体促進支援 老朽危険家屋解体補助金を使って解体した跡地の、固定資産税の差額分を、解体した翌年から3年間、跡地の所有者に交付する制度です

出典:魚津市 空家の家財道具等の処分補助・入善町 令和8年度「住まいの補助金」一覧(2026年10月5日確認)

補助が使えない場合も、費用は抑えられる

残す物と処分する物を先に分ける、買い取れる物があれば解体費用から差し引く(対応は提携施工店によって異なります)、などの方法があります。

補助を使わない場合の費用の目安

構造 規模 費用の目安(税込)
木造 30坪まで 1,171,500円〜
鉄骨造 50坪まで 2,337,500円〜
鉄筋コンクリート造 60坪まで 3,630,000円〜

※ 提携施工店の標準料金をもとにした目安です。正式な金額は現地調査のあとにお出しします。広さごとの金額と変わる条件は、黒部市の解体費用の目安をご覧ください。空き家の解体の流れは空き家の解体にまとめています。

所在地をお書きいただければ、その市町の制度と手続きの順番をお伝えします。

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よくある質問

黒部市で、空き家の解体に使える補助はありますか?

老朽危険空家解体補助金があります。解体工事費の1/2・上限50万円で、「放置すれば倒壊等の危険性がある空家」が対象です。

申請は解体工事の着手前です。まず都市計画課に相談し、チェックシートで自己診断します。

契約してから申請しても、補助は受けられますか?

受けられないことがあります。黒部市・魚津市・入善町は、いずれも着工(着手)前の申請か相談が条件です。

見積りを取る段階では構いませんが、契約と着工は、交付の決定を待ってからにしてください。

補助が使えるかは、工事をする業者でも変わりますか?

黒部市と魚津市は、公式の原文に業者の条件があります。黒部市は市内の業者が解体する工事、魚津市は市内の業者により解体を行うことです。

ご紹介する提携施工店が条件に当たるかは、ご相談のときにお伝えします。

山形県や三重県の朝日町の補助金は、富山県朝日町でも使えますか?

使えません。ほかの県の朝日町の制度は、その町の制度で、富山県朝日町の制度ではありません。

富山県朝日町は、現行の受付ページ・要綱で確認できませんでした(2026年10月確認)。町役場にご確認ください。

対応エリア

黒部市・魚津市・入善町・朝日町(富山県)

対応エリアの一覧/工事は対応エリアの提携施工店が行います。相談・見積もりは無料です。

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